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トッケビ1話のネタバレ!トッケビや死神・おばあさんの謎も紹介

トケッビ 1話 ネタバレ

韓国ドラマ『トッケビ君がくれた愛しい日々第1話ネタバレをご紹介して参ります!

 

韓国ドラマ『トッケビ君がくれた愛しい日々』は韓国中を感動の渦に巻き込み、トッケビシンドロームを起こした話題作!

 

コーヒープリンス1号店』などのヒット作に出演したコン・ユがトッケビという伝説のキャラクターを見事に演じています。

 

死神役のイケメン俳優イ・ドンウクドクファ役のユク・ソンジェBTOB)の共演者も注目ですよ!

 

それでは韓国ドラマ『トッケビ第1話ネタバレをご紹介して参ります!

◾︎>> 2話はこちら

 

『トッケビ』第1話ネタバレ

 

韓国ドラマ『トッケビ』第1話をご紹介する前に、「トッケビ」豆知識をいくつかご紹介します!

 

韓国ドラマ『トッケビ』はトッケビが主人公です。

 

「トッケビとは?」と思った方も多いはず。

「トッケビ」とは韓国で古くから伝承されている存在で、人間に福をもたらす存在。

日本では「鬼」と訳されることが多いのですが、日本の鬼とは違う存在なのです。

 

また、韓国の「死神」は死者を迎えに行く者とされています。

なので、鎌を持って命を奪いに来る者とは少し異なるキャラクターなのです。

 

「トッケビ」の特徴もご紹介しておきますね!

「トッケビ」はいたずら好きで蕎麦が大好物

また記憶力が悪く、賭け事が好きなどの特徴もあります。

 

「謎の老婆や赤い服の女」についてもご紹介。

 

「謎の老婆」はウンタクの母親に不思議なお告げを伝えたり、ウンタクの心配をしたり不思議な存在です。

 

実は「赤い服の女」と「老婆」は同じ人物なのです!その正体は、「三神ハルム」という韓国伝承の産神。

 

韓国ドラマ『トッケビ』には不思議な存在が色々と出て来ますので、

これらの点を抑えておけば、分かりやすさもグレードアップすることでしょう!

 

それでは、『トッケビ』第1話を早速ご紹介して参ります!

 

「トッケビ伝説」

人間の血と汗が染みた物には、思いが宿ると言われ、トッケビになると言われている。

戦場で幾千の血を浴びたその剣は、主の胸を貫きその血に染まった。

 

彼の胸から剣を抜けるのは、トッケビの花嫁だけ。

剣を抜けは無に帰り、安らかになるだろう・・・

 

現代の韓国。

老婆「何とも意地の悪いお告げだ、以来、不滅の身となったトッケビはこの世をさ迷いながら今も・・・」

目の前にいる女性は老婆の話を聞きながら笑いだしてしまう。

 

老婆「なぜ笑うんだい?」

女性「トッケビが探している花嫁は、私だって言うんでしょ?」

そう言って笑う女性。

 

老婆「こう見えても昔はモテモテだったんだよ!次に会った時は嫁いで消えてるかもよ!」

女性「羨ましい」

女性は売り物のヘアピンを試着。

 

老婆「未婚の母にする自慢じゃなかったね」

女性は「酷いわ」と言ってヘアピンを外す。

老婆「酷いのは私じゃなく、あんたを捨てた男だろう

老婆は道端で行商をしている様子。

女性「そうかもね・・・」

女性は笑います。

 

女性「トッケビも気の毒ね、死ぬために花嫁を探すなんて、切なすぎるわ」

神様も意地悪ね」と言いながら女性はアクセサリーを見ています。

その中に、緑色の綺麗な指輪があります。

老婆「それが神様さ、意地悪で嫉妬深くて身勝手なんだよ」

女性「どこかの男と同じね」

そう言って悲しそうにほほ笑む女性。

女性「それじゃ、私は帰るわね、またここに居てね」

女性が行こうとすると、老婆が手を取る。

老婆「生死をさ迷う瞬間が来たら、一心に祈りなさい!

どこかの神様に届くかもしれない・・・

 

場面は1968年パリ。

1人のスーツ姿の男性が歩いてくる。

ある家の前で止まり、待つ男性。

暫くすると、家の中から少年が走って出てくる。

男性は少年を止め「家出は止せ」と言う。

顔に怪我をしている少年は驚いて足を止めます。

 

男性「今よりも悲惨な生活を送ることになるぞ」

少年「おじさん韓国人?

男性「ちょっと複雑だ、養父にきっぱり言ってやれ、あんたは僕の養父だからちゃんと育てろと」

そう言って植木鉢をある位置にセットする男性。

男性「母親にも素直に助けを求めるんだぞ」

少年「うるさいな、そこをどけよ!」

 

男性「手首を切っても傷が残るだけだぞ」

驚いて「なぜ?」と聞く少年。

男性「養父の目を見て言うんだぞ」

少年「それで殴られたら?」

男性「骨折して殴れないよ」

 

その時、少年を追いかけて出て来た養父。

養父「この悪ガキ!

しかし男性の置いた植木鉢に躓いて派手に転びます。

驚く少年に「弁当だ」と言って小包を手渡す男性。

男性「数学の17問目の答えは4番だ」

少年「おじさんは何者なの?

少年の問いには答えず、どこかへ行ってしまう男性。

 

彼は水であり、火であり、風であり光と闇である。しかし、昔は・・・1人の人間だったのだ。

 

場面は高麗時代に変わります。

戦場に1人の戦士がいます。

民は彼を神と呼び、鮮血を浴びて敵を切り進むその姿は、まさに武神でした。

一般の兵士との力の差は歴然。次々に敵を切り倒していきます。

彼の強さに敵軍の将は逃げ出してしまいます。それを馬で追いかけ止めを刺します。

 

見事に戦に勝利し、軍は凱旋します。

民たちは「キム・シン将軍、万歳!」と列をなして万歳三唱します。

しかしお城の門番から「軍装を解け」と言われます。

 

キム・シンの部下は「将軍を呼び捨てとは無礼な!」と怒ります。

しかし門番の厳しい態度は変わらず。

キム・シンが部下を制止し、大人しく従います。

キム・シン「分かった、従おう」

 

キム・シン将軍や部下の兵士たちは防具や武器を置きます。

すると門番は「謀反人キム・シンは剣を捨て跪け」と。

キム・シン部下「将軍を謀反人とは正気か?

今度は城の上部から大勢の弓矢隊が姿を現し、キム・シン達を狙います。

キム・シンは剣を抜き「王様に会う、邪魔をすれば殺す」と言って城門を通ろうとします。

弓矢隊が弓を討ち、キム・シンの部下たちが大勢倒れます。

ビックリするキム・シン。

 

その時、城門が開かれます。

側近の部下に「すぐに戻る」と言い残し、1人城門の中へ入るキム・シン。

城の中へ進むと、白い着物を着た女性が悲しそうに立っています。

その向こうに若い王様がいました。

 

王様に耳打ちする側近の男。

王側近の男「民の上に王、王の上に神、民は将軍を神と呼んでいます」

将軍は不戦神話で民を惑わし王室を脅かしているのです

「厳罰に処してしかるべきかと」

 

王の側近の男は王様に耳打ちするとこちらへ向かって歩いてくるキム・シンを睨みます。

 

キム・シンは敵の太刀筋は読めましたが、彼を妬み恐れる王の心は読めませんでした。

妬みこそが最も恐ろしい刃であることを知りませんでした。

キム・シンが白い着物を着た女性・王妃のところで足を止めます。

 

キム・シン「ここまでする必要が?」

王「その場で止まれ、それ以上私に近づくな」

「お前が逆賊として死ぬのならば他の者は許す」

「だが、私に一歩でも近づけば一族を皆殺しにしてお前の足元に並べる」

 

城内にはキム・シンの一族の人達が縄に縛られています。

ため息をつくキム・シンに、王妃は「行くのです」と。

王妃「私は構いません」

キム・シン「王妃様」と女性に何か言おうとしますが制される。

王妃「わかっています、もしこれが最期ならそれも私の運命です・・・ですから、歩みを止めず、進んでください」

 

王妃の言葉に、キム・シンはゆっくりと王様の方へ歩みを進めます。

王「この謀反人の一族を皆殺しにせよ!

王が叫ぶと、どこからか矢が飛んできて、王妃様の胸に刺さります。

王妃が倒れ、一族の人達が次々に処刑されてゆきます。

しかしキム・シンは歩みを止めません。

キム・シンの家臣の男性が今にも処刑されそうになります。

 

その時、王の側近の男が制止します。

王側近「待て、罪人を跪かせろ!」

そう言うと、兵士がキム・シンの後ろから斬りかかります!

足を切られ、倒れてしまい膝をつくキム・シン。

そこへ、キム・シンの側近が走ってやって来ます。

側近「王様・・・何と非情なことを・・・天の怒りが下りますぞ!

 

王「天は私の味方だ」

王側近「王様を睨むとは無礼な罪人だ!その者の首をはねろ!」

兵士がキム・シンの首をはねようとすると、逆に兵士を切り倒すキム・シン。

キム・シン側近「将軍大丈夫ですか?」と近寄る。

キム・シン「私の最期はそなたに頼む・・・

 

キム・シンから剣を渡された側近は涙します。

キム・シン側近「将軍の命に従います・・・お許しを、私もすぐに参ります」そう言って泣きながらキム・シンに剣を差します。

キム・シンの側近は王兵士に切られ倒れてしまいます。

 

「この罪人を埋葬することを禁止する、野ざらしにして獣に喰わせるのだ!その者にふさわしい!」

これは王命である!」そう叫んで笑う王側近の男。

王は興味を無くした様で、行ってしまいます。

倒れている王妃に目をやるキム・シン。

王妃もわずかに目を開けるが、すぐに閉じてしまいます。

王妃の指には、老婆の行商にあった緑色の指輪がありました。

 

キム・シンの処刑を悲しむ民の人達。

キム・シンの身体は野に捨てられます。

剣の刺さったキム・シンに「神よ!将軍をお助け下さい!」と祈る人々。

まだ意識のあるキム・シンでしたが、午の刻にキム・シンは絶命します。

その後、時が過ぎ・・・キム・シンの身体は朽ち果ててその場には剣だけが残されます。

ところが、その後、剣が刺さったままのキム・シンが復活します。

 

「死神とトッケビ」

1998年・現代の韓国ソウルに場面は変わります。

黒いコートを着た男性が横断歩道を渡っていると、猛スピードで走る車が突進して来ます。

ぶつかった衝撃で車がボコボコに壊れます。

その衝撃で車のトランクが開いてしまいます。

 

運転席から男が出てきます。

運転手の男「どこに目をつけてるんだ!」

男は黒いコートの男性に怒りますが、車の方が粉々に壊れているのを見て驚きます。

運転手男「何だ?これは?」

黒コートの男性「お前はイノシシをひいた」

そう言って黒い帽子をかぶると、男性は黒い煙と共に消えてしまいます。

 

事故現場に人が集まって来ます。

男性「大丈夫ですか?」

すると運転手の男は「イノシシをひいた!車の前に飛び出して来たんだ」と言います。

 

急に女性が悲鳴を上げます。

見ると、車のトランクから女性の遺体が出てきます!

人だかりの中の1人の女性が「私だわ!」と声を上げ、倒れこんでしまいます。

その女性は、トランクの中の女性でした。

ファン・ミヨン25歳乙卯月の己卯日8時32分に死亡」「死因は窒息死

あなたですね?」先ほどの黒いコートの男が女性に話しかけてきます。

 

不思議な小部屋。

不思議な部屋にファン・ミヨンと黒いコートの男性が向き合って座っています。

男性は女性にお茶を淹れます。

女性の前にお茶を置き、「前世の記憶を消すお茶です」と言う。

お茶を手にすると女性は手を止め問います。

もし飲まなかったらどうなるんですか?

男性は「あの世で後悔します、後悔するのは現世だけに」と答えます。

その後、女性の姿は消え、無事に任務を終えた男性は黒い帽子をかぶります。

 

ふと、窓の外の通りに目をやると・・・

外の通りで1人の男性キム・シンが足を止め、こちらを見ていました。

2人は目が合います。

黒い帽子の男性「トッケビ?

窓の外にいる男性キム・シン「死神?

お互いの存在を確認します。

 

黒い帽子をかぶった黒いコート姿の男性は死神だったのです。

そして、キム・シンが蘇った彼こそが、トッケビだったのです。

トッケビ「悪趣味な帽子だ

そう言われてトッケビを睨む死神。

 

「罰」

永らく誰も住んでいなかった家にトッケビが帰って来ます。

そこへ1人の老人が孫を連れてやって来ます。

老人「旦那様!20年ぶりですね!お元気でしたか?」

トッケビ「変わりはないか?」

 

老人「私は年を取りました、旦那様は相変わらず男前ですね」

久しぶりの再会を喜ぶ2人。

 

老人の孫「そうかな?」

孫に茶化されトッケビが孫に目をやります。

老人が「こら!」と諫めます。

 

老人「手紙でお知らせした孫のドクファです

孫ドクファ「誰なの?」

 

トッケビ「私はお前の叔父だ、後に兄弟や息子となる」

トッケビは「頼むぞ」と言ってドクファの目線にしゃがみ込みます。

 

ドクファは腕組みをして「何それ?怪しい奴だな!」と。

老人「こら!無礼者!1人っ子で甘やかされて育ったのです」

ドクファの顔をじっと見つめるトッケビ。

トッケビ「お前は・・・高麗に生まれ異国で死んだ者がいた、その子孫だ、よく似ている

ドクファ「どこが?その先祖もイケメンなの?

老人に「こら!」とまたも怒られるドクファ。

トッケビ「そなたの一族には代々世話になって来た」

ドクファ「なぜ爺ちゃんにため口なの?生意気だぞ!

 

老人「こら!」とドクファを叱ります。

叱られるドクファを笑うトッケビ。

 

場面は高麗時代へ戻ります。

キム・シンが亡くなり、剣だけが残された場所。

そこへ孫を連れた老人が泣き崩れています。

2人は先程、トッケビとなったキム・シンを迎えていた老人と孫の先祖です。

 

老人「旦那様、長い間ご挨拶に来られず申し訳ありませんでした」

「ずっと病の床に伏しておりました」

「どうやら私ももう、あの世に行くようです・・・」

「これからは私に代わってこの子が旦那様にお仕えします、私の孫で御座います」

孫「爺ちゃん、この剣が旦那様なの?

孫は剣に向かって話す祖父を不思議に思います。

 

その時、雷が鳴り、天から声が聞こえてきます!

「民の思いがお前に命を与えたようだ、だがその剣は幾千の血に染まっている」

「たとえ敵でもそれもまた尊い神の創造物である、独り不滅の命を生きて愛する者たちの死をの届けよ」

「どの死も忘れることはない、私がお前に与える褒美でありお前が受ける罰である」

「トッケビの花嫁だけがその剣を抜くことが出来る、剣を抜けば無に帰り、安らかになるだろう・・・」

老人たちの前に、剣が刺さったままのキム・シンがトッケビとして蘇ります!

 

老人「旦那様!

キム・シン「行くところがある」

トッケビとして蘇ったキム・シンはその足で、王のいる城へ。

王に耳打ちしていた側近の男を見つけ、始末します。

しかしすでに王様は亡くなっていました。

キム・シン「来るのが遅かったか・・・

 

老人が亡くなり、孫は泣きながら石を重ねて祖父を弔っていました。

そこへキム・シンが現れます。

キム・シン「そなたが私に下された最初の罰だな・・・

孫「ご挨拶申し上げます、これからは僕がお仕えします、それが爺ちゃんの遺言です」

孫は泣くのを我慢して挨拶します。

 

キム・シン「執念に駆られ労いの言葉すらかけられなかった、それでも共に来てくれるか?」

キム・シンの目から涙がこぼれます。

孫は黙って頷きます。

 

その後、蘇ったキム・シンと孫は船に乗ります。

珍しいものだらけで目を輝かせる少年。

キム・シンはマントを深くかぶり姿を隠しています。

少年「何も考えずに空を見ていると安らぎます!」

キム・シン「私はお前のその姿を見ていると安らぐ

キム・シンの言葉にニコッと笑う少年。

 

少年は周りの人たちがご飯を食べているのを見つけます。

どうやらお腹が空いている様子。

少年の様子を察しキム・シンはご飯を差し出します。

 

少年は思わず受け取ろうとしますが、途中で止めます。

少年「お腹は空いていません

キム・シン「何も食べていないのに?」

少年「身体が小さいから大丈夫です!旦那様が食べて下さい

キム・シンが分けて食べようと提案。

しかし少年は陸はまだ先だから分けたら2人とも飢えてしまいます、と言って断ります。

 

船の仕事を手伝って食糧を分けてもらいます、と少年。

キム・シン「私はお前に苦労させる気はない、お前の主人を信じてくれ

そう言われて、ようやく握り飯を食べる少年。

キム・シンが手の中から幾つもの光を出すと、少年は喜びます。

しかし次の瞬間・・・

船に乗っていた荒くれ者たちが少年を捕まえて海に落とそうとしました!

少年は海の上に宙づりにされます。

少年「旦那様!助けて!

 

男たちは荷物を見せろと命令して来ます。

キム・シン「その子を離せは命だけは助けてやる」

男たち「海が荒れるのはお前たちのせいだな!」

お前は奴隷商人に売り飛ばしてやる!子供は海に捨てろ!

海に放り出されてしまう少年。

 

船にいた男たちは全員剣を抜きます。

キム・シンは静かに立ち上がります。

キム・シン「人間が非情を働くと、神の怒りを受けるのだ

すると突然海が大きく荒れだし船は激しく揺れます。

雷が鳴り、嵐が起こります!

 

1人の男がキム・シンを指さし「あれはトッケビだ!」と震えます。

しかし気づくのはすでに遅く、船の帆は壊れ船にいる人間は次々に海に投げ出されます。

船は傾き、最後にキム・シンの剣によって真っ二つにされます・・・

 

「花嫁の誕生」

場面は現代の韓国へ。

ビルの看板の上に腰掛けるキム・シンことトッケビ。

1人街を見下ろして「本当に戻ってよかった」とつぶやく。

すると、目の前の地上では男が運転する車が1人の女性をひき逃げします。

女性はかろうじて生きています。

女性「お願い、助けて

神様がいるなら、どうか私を助けて・・・

 

高いビルのてっぺんに腰掛けるトッケビには女性の声が聞こえていました。

女性の「どうか、助けて・・・」という呼びかけにトッケビは女性の元に降り立ちます。

突然、目の前に現れたトッケビを見た女性は「あなたは誰?

トッケビ「誰かだ

女性「どうか助けて下さい

トッケビ「残念だが生死に関わるのは掟やぶりなんだ

女性「まだ死ぬわけにいかないの・・・

トッケビ「救いたいのは別の命か

女性「お願い、助けて・・・この子だけでも

 

そう言って女性は意識を無くしてしまいます。

トッケビ「君は運がいい・・・私は情にもろいのだ、今夜は誰の死もみたくない

そう言ってトッケビは女性に手をかざします。

すると青い炎が見え、女性が息を吹き返します!

女性が気づくとトッケビはすでに消えていました。

 

女性も消え、その後ひき逃げの現場に現れたのは黒いコートの死神でした。

死神の持っていた紙には「チ・ヨニ27歳」と書かれていました。

ひき逃げに遭った女性の名前です。

そしてもう1枚の神には「名無し0歳」と書いてありました。

 

死神「雪と血と花か・・・

現場には雪がつもり、血痕のあとと、綺麗な花が咲いていました。

その後、命が助かったチ・ヨニは無事に娘を産みました。

すると、「トッケビの花嫁だ」「トッケビの花嫁が生まれたぞ」と窓の外にいる無数の幽霊たちが囁いています。

 

「9歳の誕生日」

それから時が立ち、チ・ヨニの娘が生まれて8年後

成長した娘の首の後ろには不思議な痣がありました。

海岸に母チ・ヨニと娘は2人で暮らしています。

 

チ・ヨニ「ウンタク今度の誕生日はどんなお餅がいいの?」

娘の名前はウンタクです。

ウンタク「お餅よりケーキがいいな」

チ・ヨニ「なぜ?」

ウンタク「ロウソクを立ててお願い事をしたいの!お餅だと願いが叶わないわ」

チ・ヨニ「好物だと思って毎年お餅にしてたのに」と笑います。

「今年からはケーキにしよう」と母が言うと、ウンタクは「ママって最高!」と言って喜びます。

 

そしてウンタクは「あ、子犬が居るわ」と言い出します。

チ・ヨニ「どこ?」

ウンタクが走って行く先には白い仔犬がいました。

ンタクは子犬を撫でています。

しかし母チ・ヨニはその様子を見て黙り込みます。

仔犬が見えているのはウンタクだけだったからです。

ウンタク「また春が来たのよ、不思議でしょ?」と仔犬に話しかけます。

 

ある日、ウンタクが家に帰ると母チ・ヨニが待っていました。

ウンタク「疲れたわ、英語で満点をとったよ!頭を使って疲れちゃった」

ウンタクは背負っていたリュックを下ろします。

母はちゃぶ台の前に正座しています。

 

机の上にはロウソクの刺さったケーキが用意されています。

ウンタクもそれを見つけ、「ケーキだ!誕生パーティーをするの?」と喜びます。

母チ・ヨニ「そうよ、ロウソクに火をつけて」

ウンタク「私がつけるの?」

母チ・ヨニ「つけられるでしょ?」

ウンタク「もう9歳だからね、これくらい朝飯前よ

母チ・ヨニ「どこでそんな言葉を覚えたの?」と笑う。

ウンタク「色んな人が教えてくれるよ、私は天才ね」

そう言ってロウソクに火をつけたウンタクは母を見てハッとします。

 

母チ・ヨニ「どうしたの?願い事をしないと!誕生日おめでとう」と言ってほほ笑む母に、ウンタクの表情は暗い。

ウンタク「・・・ママじゃない・・・今、見えているのはママの幽霊なんでしょ?

母チ・ヨニ「ウンタク・・・本当に幽霊が見えるのね、違うと信じたかったのに・・・」

ウンタクは目に涙をためながら「ママ死んじゃったの?

母は頷きます。

ウンタクの目からは涙がポロポロと零れ落ちます。

ウンタク「ママは今どこにいるの?

母チ・ヨニ「第一病院よ

 

ちょうどその頃、母チ・ヨニの身体は病院に運ばれていました。

母チ・ヨニ「連絡が来たら病院へいくのよ、叔母さんも来るわ」

「寒いからマフラーを巻いて行くのよ」

母の言葉に何度も頷くウンタク。

 

母チ・ヨニ「おばあさんと病院に行くのよ、家は分かる?」

ウンタク「クリーニング店の道を下って右側の家」

母チ・ヨニ「ウンタクは賢いわね!これからは幽霊が来ても無視するのよ」

ウンタク「幽霊が見えてごめんね、でもそのおかげでママの姿も見られた、だから心配しないで」

母チ・ヨニ「ママを見てくれてありがとう

ウンタク・・・ママはもう行かなきゃ

大好きよウンタク

母もウンタクも涙が止まりません。

ウンタク「私もママが大好き、バイバイママ、元気でね

ママ絶対に天国に行ってね、約束だからね

 

母は何も言わず、姿が消えて行きました。

ウンタクは声を上げて泣きます。

そして電話がなり、第一病院へ来るように連絡が入ります。

ウンタクは「すぐ行きます」と言って電話を切り、母に言われた通りにマフラーを巻きます。

そしてケーキのロウソクに向かって言います。

ウンタク「願い事なんてしないわ、願っても誰もかなえてくれないもの

ウンタクの目からは大粒の涙が溢れています。

ケーキのロウソクが燃え尽きて消えます。

 

韓国ドラマ『トッケビ』第1話ネタバレはここまでです!

トッケビの花嫁と言われるウンソクは幼いながら苦労しそうな予感・・・

今後の展開が楽しみですね!

 

『トッケビ』第1話ネタバレまとめ

韓国ドラマ『トッケビ君がくれた愛しい日々』第1話のネタバレあらすじをご紹介して参りました!

物語はまだ始まったばかりなので、トッケビとヒロインはまだ出会っていません。

次回でようやく出会えるのでしょうか?

韓国ドラマ『トッケビ』は第1話から涙するシーンが多くて、続きも楽しみなドラマです!

日本語版と韓国版では話数が違いますので視聴される際はご注意下さいませ!

◾︎>> 2話はこちら

 

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